おもちゃん初めての『うっ滞』

おもちゃんが初めて病気になりました。
あの『うっ滞』です。

現在は、回復してとても元気に過ごしています。

元気な姿のおもちゃんが、尊くてありがたくて仕方ありません。
かわいいが止まらない!!

この写真は、回復までの経過の様子です。

お腹がぷっくり。
おもちゃんに何があったのか?

知りたいな、と思ってくださった方は、少し長いですが以下を読んでください!

今回、おもちゃんの病気を通して、その経緯や今後の対策などを書いています。

おもちゃんの異変

ある夜、おもちゃんのペレットの食べ残しを発見!
今まで、食べ残したことは1度もありません。

これが最初に気づいた異変です。

その日の夜は、私は留守にしていたため
子ども達におもちゃんの夜ごはんペレットをお願いしていました。

そのため、
「いつもより遅い時間にあげたのかな?」

とか

「いつもより多めにあげたのかな?」

と思っていました。
(子ども達は寝ていたため、すぐ確認できませんでした。)

翌朝、器を見ると、まだ食べ残したペレットがそのままある。
量が全く減っていない。
さらにトイレを見ると、フンが異様に小さく少ない

1晩で12フン。
いつもは大量フン。

これが2つ目の異変。

この状態はおかしい!

すぐにネットで調べたら、
『食欲なし・フン異常は緊急事態だから即病院に行くべし!』
との言葉ばかりです。

ところが、おもちゃんは、病気が未経験だったため
掛かりつけの病院がありませんでした。

この点は、とても反省しました。
飼い主の怠慢です・・・。

ちなみに、子ども達が起床後に昨夜のおもちゃんのペレット量や時間を聞いたら
いつもの量・時間との返答でした。

もう頭の中、『WARNING!ウィーンウィーン』とサイレンが鳴りっぱなしです。

病院それぞれの対応

今回、受診する前に、結果的に2つの動物病院に連絡をすることになりました。

まず、受診しようと連絡をした日が、3連休の初日です。
しかも土曜日でした。
この点が、今回の最大のネックとなりました。

まず最初に、掛かりつけ病院にしたいと考えていた病院に、連絡をしました。
その病院でまず言われたことは、

「土曜日に診察をしても、日曜・祝日は休診なので
連続して診ることができない。」

この点を重視して、おもちゃん目線でとても気を遣ってくださり、
さらに、こう言われました。

「もし、経過が良くなかった場合を考えると、連日受診した方が良いと思います。
土曜日に診るお医者さんと、日曜日に診るお医者さんが違うと、
うさぎさんにとっては、かなりのストレスになると思います。

なので、今回は連日診れないうちの病院ではない方が、うさぎさんにとっては良いと思います。
日曜日も診てもらえる病院に行くことをお勧めします。」

とお断りされました。

最初は、藁をもつかむ気持ちで電話したので
お断りをされてショックを受けました。

でも、よく考えると
『本当にうさぎさん思いのお医者さんなんだな。』
と、その思いが沁みました。

すぐに他の動物病院を探しました。
土曜日も開いてい動物病院も、思ったより少なく慌てました。
しかも今回は、日曜日も診てくれる病院です。
どうにか見つけ、連絡をすると診てくださるとのこと。

すぐに連れて行きました。

抱っこ嫌いのおもちゃんの診察・治療

受診するにあたり、心配な点がありました。
おもちゃんは、抱っこ嫌いなのです。
抱っこ1分間ギリギリできるかな?という状態です。
不機嫌だと1秒で終了、、です。

ちゃんと受診できるかなぁ、と心配していました。

案の定、受診中はお医者さんが抱っこしたら暴れ、、、
お腹を触診している時も、隙あればキックを狙い。。。。。

そしてお医者さんが

「この症状は『うっ滞』ですね。
今の状態だと、点滴すれば大丈夫だと思うけど、
この子、『いやいやタイプ』だし、我慢できるかが問題ですね。

でも、明日・明後日と病院は基本閉まっているし、
今日、点滴した方が絶対安心だから、できるだけ点滴してみよう。」
(緊急事態の場合、日曜・祝日でも対応等はしてくれる病院です。)

と、暴れん坊状態のおもちゃんに点滴をトライしてくれました。

どうにか、本当にどうにか点滴ができました。

おもちゃんも必死に逃げようと、鼻を

「ぴぃーーー、
 ぴぎぃーーーーー、、」

と聞いたことのない音とボリュームで思い切り鳴らしており、
私が泣きそうでした。

初めての場所・人で怖かったよね。
点滴も痛かったよね。

掛かりつけの病院を決め、定期的に健康診断に行っておけば良かった。
そうして少しずつ、病院やお医者さんに慣れるようにしておけば良かった。

おもちゃん、ごめんね。

繰り返しますが、この点が最大の反省点です。

点滴後のおもちゃん(写真あり)

病院で点滴をしてもらい、薬も約1週間分もらいました。
そして、お医者さんから

「点滴後は液が吸収されるまで、背中がボコボコすることがあるけど
気にしないでね。」

と言われました。

ところが、帰宅して1時間ほどして気づいたのですが
おもちゃんのお腹がたる~ん・たる~ん、としていました。
お腹に液が回ったのかな?

最初は、

妊娠してる?(絶対にあり得ないのですが。)
フン詰まりでお腹が張っているのか?

などと思い、心配しました。

ですが、お医者さんの言葉を思い出し、点滴液だわ、と気づいて一安心。
これが、写真のお腹ぷっくりおもちゃんです。
いつもは、このぷっくり部分はありません。

そのまま、おもちゃん様子を見続けていると、突然フンがポトッと出ました。
家族で大拍手!

点滴後3時間ほど経ってから、初めてのフン。
効き目が出てきた!と一気に笑顔になる家族達。

いつもとは違い、盲腸便のようなネットリした下痢のフンでしたが。
それでも本当に安心した!
ホッとした。

でも、まだ油断はできません。

心配症の私は、その晩はおもちゃん部屋のすぐ近くに布団を敷いて寝ました。

一晩中、おもちゃんのフンの
「コロッ、コロコロッ」
という音が聞こえました。

私は、その音を嬉しく思いながら、うつらうつら寝ていました。

翌朝、たんまりとフンをしていました。
詰まっていた分、かなりの量でした。
臭いも独特でした。

でも、いいのです!
おもちゃんが元気なら、それでいいのです!

うっ滞の原因

さて、うっ滞の原因って何でしょうか。

ネットで調べると、『うっ滞』の原因は
【毛がつまる・ストレス・食事管理の不備・・・】など、いろいろ書かれてあります。

今回、診てもらったお医者さんは、

『うっ滞』の原因は、いろいろ言われているけど、結局原因は分からないんです。
コレ!という原因がないから、異変に気づいたらすぐ連れてきてください。

と言われました。

これまで、おもちゃんは、定期的にブラッシングもして
毛があまり口に入らないように気を付けていました。

ストレスや食事管理も、気を付けていたつもりです。

おもちゃんの食欲がなくなった日の夜、地震があったから
もしかして、それがストレスになった?とか、色々考えました。

でも、あまり神経質に考えないようにしました。
ブラッシングは今まで通りにして、あとは食欲やフンをよく観察すること!
これに限ります。

今後の対策

今回、おもちゃんの初めての病気を経験して今後の対策として
決めたことがあります。

● 少しでも異変を感じたら、すぐ病院に行く
● 掛かりつけの病院を決める

この2つは絶対!!!

今回お世話になった病院は、家から少し遠いのと
実は点滴前後に、おもちゃんの扱いで悲しく感じることがあったので
感謝はしていますが、次は違う病院を考えています。

今は、おもちゃんが落ち着いたら、以前から考えていた動物病院に健康チェックに行ってみよう!
と決めました。

おもちゃん、元気で長生きしようね!

※今回、病院で何があったかは、思い出したくないのであえて書いていません。
 動物病院を選ぶ参考にしたいから知りたい、という方がおられたら
 コメントを書いてください。
 もし、要望が多いようでいたら、また改めてお知らせすることも考えています。

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